検査のご案内

アイソトープ検査

アイソトープ検査とは、微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を静脈注射する、またはカプセルを服用することで、薬が目的臓器に集積し、その薬から放出される微量な放射線を専用の装置(ガンマカメラ)で検出し臓器や組織の大きさ、機能、位置、形態などが調べられます。この検査をシンチグラフィと呼び、これによって得られた画像をシンチグラムと呼びます。またシンチグラフィには甲状腺摂取率、レノグラム、肺局所機能検査などの検査もあります。
また、ガンマカメラを体の中心を軸に回転させ多方行の画像を収集しコンピュータによって再構成し、断面画像上の放射性同位元素の分布画像として表すSPECT検査も行っています。
さらに有益な情報を得るためにSPECT画像とCT画像を重ね合わせて得られるFusion画像の作成も行っています。
検査薬からの被ばくは、一般に年間に自然界から受ける被ばく量とほぼ同じ量です。
また、放射性物質は時間と共に減少していき、尿や便中からも排泄されますので、数日で消失してしまいます。
薬自体の副作用はほとんどありません。

(1)放射性ヨウ素(123I・131I)甲状腺検査
食事などにより体内に入ったヨウ素は甲状腺に集まり、甲状腺ホルモンの合成に利用されます。
また、放射性ヨウ素も食物から取るヨウ素と同じように甲状腺に取り込まれます。その特性を利用したのが、放射性ヨウ素甲状腺検査です。

検査の目的

  • 甲状腺摂取率(甲状腺がどのくらいの量の放射性ヨウ素を取り込んだか)による甲状腺機能検査
  • シンチグラム(画像)による甲状腺疾患の診断

検査の流れ

通常、2日間の連続通院が必要です。(どうしても2日間連続して来院できない場合、1日通院でも可能な場合がありますのでご相談ください)

■1日目
放射性ヨウ素のカプセルを服用していただきます。
■2日目(24時間後)
甲状腺の摂取率測定と甲状腺シンチグラムの撮像を行います。

摂取率測定では、甲状腺に放射性ヨウ素がどのくらい取り込まれているのかを検査し、甲状腺の機能を調べます。
シンチグラムでは、甲状腺の大きさ、形態、放射性ヨウ素の分布状態をみます。
検査時間は15分程度で終了します。(摂取率測定:約2分、シンチグラフィ:約10分)

写真1:ヨウ素カプセルI-123 月・火・木曜日使用

写真2:ヨウ素カプセルI-131 水・金・土曜日使用

写真3アイソトープ検査機器(伊藤病院オリジナル甲状腺摂取率測定装置)

写真4甲状腺シンチグラム

検査時のお願い

甲状腺が放射性ヨウ素をスムーズに取り込めるようにするため、検査を行う4~7日前からヨウ素を含む食品の制限と、ヨウ素を含む薬品を中止していただきます。また下記項目に該当される方は、検査できない場合があります。診察時に担当医師へご相談ください。

  • 妊娠中、妊娠の疑いがある方
  • 授乳中の方
  • 1ヶ月以内にアイソトープ検査・治療、造影剤を用いた検査をされた方
  • 1年以内に子宮卵管造影検査をされた方
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